~楽曲解説~
「うさぎ うさぎ 何見てはねる〜」という日本の童謡を主題にした曲です。ティンパニーの3 連符によって始まる打楽器群のアンサンブルの中に、それと絡み合うようにトゥッティで奏される前奏部に続き、 主題が木管群によって現れます。すると日本的な田舎の風景の中で人々が踊り、語らうような音楽になります。しかし、そんな楽しい音楽は少し不安で暗い雰囲気に変化しますが、 金管群の弾みのある音楽で再び明るさを取り戻します。そして、温かく家族が大きな輪の中にいるような音楽がオーボエ(またはアルトサックス)のソロから始まります。 スケールの大きな音楽となり、改めて前進性のある音楽へ変化しながら力強く終わります。
様々なバリエーション、場面によって構成されていますが、コンクール等では場面をカットして演奏しても構いません。また、30 名程度でも演奏可能です。部分的なカットやソロの工夫等で 、個性のある演奏にすることが出来ると思います。
【編成】
Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
Bassoon
Eb Clarinet
Clarinet 1
Clarinet 2
Clarinet 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1
Trumpet 2
Trumpet 3
Horn 1 & 2
Horn 3 & 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani,SuspendedCymbal,
Percussion 1 (SuspendedCymbal,Bongos,SnareDrum)
Percussion 2 (Triangle,Tambourine,BassDrum)
Percussion 3 (SuspendedCymbal,Triangle,Tambourine,4Tom-toms,Claves,Tam-tam,Vibraphone)
Percussion 4 (Cymbals,SuspendedCymbal,Triangle,Tambourine,Bongos,Claves,Tam-tam,Vibraphone)