~楽曲解説~
「秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)〜」このよく知られている唱歌を主題として様々に変奏しています。主題の断片的な部分が分散したファンファーレのように始まり、 バラバラになっていたものが一つになるかのようにホルンが奏でると主題が現れます。低音群によって奏でられた主題は、次に美しく歌い上げるように変化します。 突然、打楽器群によっておどけたような主題の断片が現れると、それは金管群へさらには木管群へと移り、いたずらでもするかのように、アルトサックスのソロ(カデンツァ風)が現れます。 しかし、おどけた音楽は舞曲のようになり、今度は少し威厳のある舞曲風となって現れます。そして、優しさのあるコラールから次第にファンファーレをともない、 高々と歌い上げられて曲は終わります。
コンクール等では場面をカットして演奏しても構いません。また、30 名程度でも演奏可能です。部分的なカットやソロの工夫等で、 個性のある演奏にすることが出来ると思います。
【編成】
Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
Bassoon
Eb Clarinet
Clarinet 1
Clarinet 2
Clarinet 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1
Trumpet 2
Trumpet 3
Horn 1 & 2
Horn 3 & 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Percussion 1 (Cymbals,SuspendedCymbal,SnareDrum)
Percussion 2 (SuspendedCymbal,Triangle,BassDrum,Tam-tam,Glockenspiel)
Percussion 3 (Cymbals,SuspendedCymbal,Triangle,Tambourine,Woodblock,Tam-tam,Glockenspiel,Vibraphone)
Percussion 4 (Cymbals,Triangle,Castanets,Woodblock,Tam-tam,Glockenspiel,Xylophone,Vibraphone,Marimba)